HIV(AIDS,エイズ)

HIVとエイズは、一括りに考えられがちですが、HIVはHuman Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)というウイルスのことを指しており、病原菌の呼び名となります。そのHIVウイルスを原因菌として発症する病気をエイズ(後天性免疫不全症候群)と呼びます。
HIVウイルスに感染すると、徐々に免疫の働きを助ける細胞を破壊していき、免疫が弱まった結果として様々な病気を発症しやすい状態となります。
発症する病気は、代表的な23の疾患が定められていて、それらの中の1つでも発症した時点でAIDS(エイズ)と診断されます。

HIV・AIDS(エイズ)の症状

HIV・AIDSは、大きく分けると3種類の期間に分類されます。

  • 【感染初期】感染から2週間~8週間
  • HIVに感染した人の大半に初期症状がでます。割合にすると5割~9割の人に初期症状が出ると言われていますが、まれに初期症状のない人もいます。
    主な初期症状にはインフルエンザのような症状や、リンパの腫れなどが確認されており、時間が経つと症状は消えます。

  • 【無症候期】数年~10年以上
  • 無症候期の長さは人によって異なり、5年~10年と言われています。
    見た目にも変化はなく、体調にも大きな変化がないため気づかないケースがほとんどです。

  • 【エイズ発症期】エイズの発症後
  • CD4陽性細胞が減少すると、体の免疫力が低下し様々な症状が現れます。
    さらに、日和見感染と呼ばれる様々な病気に感染しやすい状態になります。
    代表とされる23の疾患のいずれかを発症した時点でエイズの発症とされます。

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クラミジア(性器クラミジア感染症)

クラミジアは、クラミジアトラコマチス(Chlamydia trachomatis)という原因菌を元に発症する性病で、日本国内で最も感染者の多い性病です。
10代後半の女性の30%、20代女性の15%が感染していると言われ、日本国内の感染者は100万人を超えると推測されます。

クラミジアの症状

性別男性女性
主な症状尿道に痒みや不快感を生じる。排尿時に軽い痛み。尿道から膿が出る。オリモノが増えたり、黄色いオリモノが出るようになる。軽い生理痛のような痛みが出たり、不正出血が起きる。不妊や早産の他、胎児に後遺症が出る場合もある。
潜伏期間1週間~3週間1週間~3週間

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淋病(淋菌感染症)

淋病は、淋菌(Neisseria gonorrhoeae)という細菌に感染することで発症する性病です。
1990年代から広まっており、性器クラミジア感染症と同時にかかることも多いのが特徴です。

淋病の症状

性別男性女性
主な症状尿道炎を起こし、排尿時などに激しい痛みを感じる。尿道から膿が出る。睾丸が腫れて痛みを感じる場合もある。オリモノが増えたり膿が出たりすることもあるが、症状はあまりでない。流産や不妊症に発展するケースもある。
潜伏期間2日~1週間2日~1週間

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性器ヘルペス(GH)

性器ヘルペス(GH)は、ヘルペスウイルスに感染することによって発症する性病です。
ヘルペスウイルスは主に3種類(単純ヘルペスウイルス1型、単純ヘルペスウイルス2型、水痘・帯状疱疹ウイルス)存在し、その内の単純ヘルペスウイルス2型によって発症することがほとんどです。まれに、口唇部から単純ヘルペスウイルス1型に感染する場合もあります。
完治することが難しく、再発性も非常に高いやっかいな性病の一つです。

ヘルペス(性器ヘルペス)の症状

性別男性女性
主な症状性器に水ぶくれやブツブツのできもの、潰瘍性のただれ、リンパの腫れなどが発生。初めての場合は激しい痛みやかゆみを発する。性器に水ぶくれやブツブツのできもの、潰瘍性のただれ、リンパの腫れなどが発生。初めての場合は激しい痛みやかゆみを発する。
潜伏期間2日~10日2日~10日

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性器カンジダ症

性器カンジダ症とは、性器にカンジダの真菌が感染することでかかる感染症です。
男性は症状が出にくく、逆に女性はもともとカンジダ菌を持っているケースも多く非常にかかりやすい病気と言えます。
女性が発症した場合は、膣カンジダ症やカンジダ腟炎などと呼ばれます。

性器カンジダ症の症状

性別男性女性
主な症状自覚症状は出にくいが、包茎の場合は症状が出やすくなる。主に痒みや炎症などが起こる。性器や外陰部に痒み、オリモノの増加、オリモノがドロッとした白濁した状態になる。性行為の際に痛みを感じたり、炎症を起こしたりする。
潜伏期間1日~1週間1日~1週間

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膣トリコモナス症

膣トリコモナス症とは、トリコモナスという原生生物が性器に入り込むことで感染する性感染症です。原虫という表現もされます。
トリコモナスは、性器以外にも大腸などにも寄生することがあり、その場合は腸トリコモナス症として分類されます。
主に性器に炎症などを起こす性病で、原因が原虫ということもあり、性行為のみでなく風呂などで感染するリスクもあります。

膣トリコモナス症の症状

性別男性女性
主な症状自覚症状は出にくいが、まれに性器の炎症や尿道から膿がでたりします。性器や外陰部に痒み、排尿痛、オリモノが泡立ったりします。また感染が進むと、膣の炎症、子宮頸管炎、尿道炎などを引き起こします。
潜伏期間10日前後10日前後

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梅毒

梅毒とは、梅毒トレポネーマ・パリダムという細菌を原因菌として発症する性病です。
特効薬であるペニシリンが発見されるまでは、不治の病の一つとして非常に恐れられていました。
現在はちゃんと治療すれば完治することができますが、治療を怠った場合は徐々に体を蝕んでいき、日常生活を送ることもできないほどの症状がでます。
感染力も非常に強く、性行為の他にも口、乳首、血液など、様々な感染経路がある非常に危険な性病です。

梅毒の症状

梅毒に感染すると、男女問わず同様の症状がでます。
感染からの期間を元に、第一期梅毒、第二期梅毒、第三期梅毒、第四期梅毒という風に分類されます。
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ケジラミ症

ケジラミ症とは、ケジラミ(毛虱)という1mm~2mmの吸血昆虫に寄生されることで発症する性感染症です。
陰毛や肛門周辺の毛に寄生するため、毛が接触する性行為で感染しますが、稀にタオルやお風呂などでも感染することがあります。
寄生されると非常に強い痒みを感じ、駆除するまで続きます。
全長が1mm前後と非常に小さいため、フケやゴミなどと勘違いされやすく、症状が出るまで気づきにくい特徴があります。

ケジラミ症の症状

ケジラミ症に感染すると、1ヶ月ほどで男女問わず同様の症状がでます。
主に性器周辺の陰毛に激しい痒みを感じますが、肛門周辺の毛、ワキ毛、胸毛、腕毛、足毛、まつ毛など、全身の毛に住みつくこともあります。
成虫は1ヶ月程度の寿命ですが、メスは死ぬまでに30~40個前後の卵を毛根に産みつけます。
繁殖力が強いため寄生する数が増えることで、より症状も悪化していきます。
ケジラミは、毛の周辺の血を吸い患部から出血するため、白いパンツなどには血がつくケースもあります。
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尖圭コンジローマ

尖圭コンジローマとは、ヒトパピローマウイルス(HPV)と呼ばれるウイルスに感染することで発症する性感染症です。別名では尖圭コンジロームとも呼ばれます。
男性の場合は生理現象でできる発疹(フォアダイス、真珠様陰茎小丘疹)などと間違われやすい病気です。
再発性が高く、治りにくいのも特徴です。

尖圭コンジローマの症状

性別男性女性
主な症状亀頭、陰茎、陰嚢、包皮、肛門、肛門内、尿道などにカリフラワーのようなイボが発生。小陰唇、大陰唇、膣内、会陰部、肛門、肛門内などにカリフラワーのようなイボが発生。悪性の場合は子宮頸がんに繋がる場合もある。
潜伏期間1ヶ月~半年1ヶ月~半年

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非クラミジア性非淋菌性尿道炎

非クラミジア性非淋菌性尿道炎とは、その名の通り尿道炎の中で原因の大半を占めている、淋菌とクラミジア以外の原因によって起こる尿道炎のことを言います。
原因の大半は、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、ブドウ球菌と言われていますが、それ以外が原因の場合もあります。
性器クラミジア感染症に似た症状がでるためよく間違われることもあります。

非クラミジア性非淋菌性尿道炎の症状

性別男性女性
主な症状尿道からの膿、排尿時の痛み、性器のかゆみ等尿道からの膿、排尿時の痛み、性器のかゆみ等
潜伏期間1週間~1ヶ月1週間~1ヶ月

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A型肝炎

A型肝炎とは、A型肝炎ウイルス(HAV)によって感染する感染症の一つです。
感染力が強く、衛生環境が悪い地域では、水道水や食べ物を介して集団発生するケースもあります。
日本国内では春先に感染者が多く出ますが、その原因はまだ解明されていません。

A型肝炎の症状

A型肝炎は、男性・女性ともに同様の症状がでます。
子供が感染した場合、さほど強い症状は出ないのですが、成人の感染者は白目の部分が黄色くなる黄疸が発生するほか、便が灰色になる、風邪に似た症状(発熱、下痢、腹痛、吐き気・嘔吐、倦怠感)を生じます。
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B型肝炎

B型肝炎とは、B型肝炎ウイルス(HBV)によって感染する感染症の一つです。
ジェノタイプ(遺伝子型)によって種類が異なり、現在ではAからHまでの8種類に分類されています。
非常に感染力の強いウイルスで、世界中で3億5000万人、日本でも150万人以上のB型肝炎ウイルス感染者がいると言われています。

B型肝炎の症状

B型肝炎ウイルスに感染しても、70%~80%の人は自覚症状が出ずに自然に治癒される不顕性感染に分類されます。
20%~30%の人が急性肝炎を発症し、1%~2%の人が劇症肝炎と呼ばれる重度の肝機能異常や肝性脳症を発症します。
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C型肝炎

C型肝炎とは、C型肝炎ウイルス(HBV)によって感染する感染症の一つです。
日本国内では200万人もの感染者がいると考えられており、世界で見ると1億7000万人がC型肝炎ウイルスに感染していると言われています。
また、感染しても30%~40%の人が自覚症状に気づかないと言われています。

C型肝炎の症状

自覚症状が出ない場合もありますが、感染から2~3ヶ月で急性肝炎の症状が発生します。
また、体のだるさ(倦怠感)、風邪に似た症状(食欲不振、発熱、吐き気)、黄疸(白目の部分が黄色くなる)などの症状も見られます。
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サイトメガロウイルス感染症(CMV)

サイトメガロウイルス感染症とは、ヘルペスウイルス科に属するサイトメガロウイルスに感染することで発症する性病です。
日本人の多くは幼少期に不顕性感染していることが多く、成人になるとほとんどの人が抗体を持っていると言われています。
ただし、妊婦が初めて感染した場合には、胎児に影響が出るケースもあり注意が必要となります。

サイトメガロウイルス感染症(CMV)の症状

性別男性女性
主な症状だるさ、発熱、喉の痛み、リンパ節の腫れ、湿疹、肝機能の異常などの症状がでます。だるさ、発熱、喉の痛み、リンパ節の腫れ、湿疹、肝機能の異常などの症状がでます。
潜伏期間1ヶ月~2ヶ月1ヶ月~2ヶ月

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軟性下疳(なんせいげかん)

軟性下疳(なんせいげかん)は、世界的にも感染者が少なく、日本ではあまり感染の危険性がない性感染症です。
東南アジア、アフリカ、南米などで見られ、感染するとすれば海外がきっかけとなります。

軟性下疳菌という原因菌に感染することで発症し、性器に発疹や潰瘍などの症状がでます。
非常に強い痛みを伴い出血するほか、進行するとリンパ節にも化膿などの症状をもたらします。
軟性下疳に感染すると、HIVにも感染しやすくなると言われており、非常に危険な性病の一つです。

軟性下疳(なんせいげかん)の症状

性別男性女性
主な症状亀頭周辺に潰瘍性のコブができ、つぶすと出血と痛みをともなう。外陰部に潰瘍性のコブができ、つぶすと出血と痛みをともなう。
潜伏期間1日~1週間1日~1週間

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細菌性膣症(細菌性膣炎)

細菌性膣炎とは、膣内に存在している常在菌の一部が異常増殖することにより発症する病気です。
非特異性膣炎とも呼ばれ、膣内からさらに奥へも感染が広がることもあり、膣以外にも感染するものも踏まえて細菌性膣炎と呼ばれています。

妊婦が発症した場合は、早産や流産の危険性が高まると言われているほか、分娩後の感染症の原因になることもわかっています。
子宮内まで感染が広がると、絨毛羊膜炎(乳児を包んでいる羊膜の炎症)、絨毛炎(胎盤の炎症)、羊膜炎、索条炎などを引き起こします。

細菌性膣症(細菌性膣炎)の症状

性別男性女性
主な症状オリモノの増加、オリモノの悪臭、痒み
潜伏期間

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