HIV・AIDS(エイズ)の症状/感染経路/検査/治療方法

HIV・AIDS(エイズ)とは?

HIVとエイズは、一括りに考えられがちですが、HIVはHuman Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)というウイルスのことを指しており、病原菌の呼び名となります。そのHIVウイルスを原因菌として発症する病気をエイズ(後天性免疫不全症候群)と呼びます。

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今では世界中で5,000万人以上が感染していると言われており、その大半がアフリカなどの開発途上国で確認されています。

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日本でも現在は2万人以上の感染者が確認されています。

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)

人間の体には、外部からの最近やウイルスから守る免疫という機能があり、免疫の働きを助けるTリンパ球やCD4陽性細胞と呼ばれる細胞があります。
HIVウイルスとは、これらのTリンパ球やCD4陽性細胞に感染して破壊するウイルスです。
HIVには、HIV1型とHIV2型の種類があり、日本などの先進国で広まっているHIVは、主にHIV1型に該当します。
HIV2型はアフリカ大陸などで多く確認されており、日本では10例程度しか確認されていません。

AIDS・エイズ(後天性免疫不全症候群)

HIVウイルスに感染すると、徐々に免疫の働きを助ける細胞を破壊していき、免疫が弱まった結果として様々な病気を発症しやすい状態となります。
発症する病気は、代表的な23の疾患が定められていて、それらの中の1つでも発症した時点でAIDS(エイズ)と診断されます。

HIV・AIDS(エイズ)の症状

HIV・AIDSは、大きく分けると3種類の期間に分類されます。

  • 【感染初期】感染から2週間~8週間
  • 【無症候期】数年~10年以上
  • 【エイズ発症期】エイズの発症後

HIV 感染初期

HIVに感染した人の大半に初期症状がでます。割合にすると5割~9割の人に初期症状が出ると言われていますが、まれに初期症状のない人もいます。
主な初期症状にはインフルエンザのような症状や、リンパの腫れなどが確認されており、時間が経つと症状は消えます。

この感染初期にHIV検査をしてもウイルスを見つけることが難しく、風邪やインフルエンザと間違われることが多いのも特徴です。
HIV感染から数週間すると体内に抗体が産生され、HIVウイルスの濃度は激減します。
その後は、長期期間の無症候期に入りますが、その期間も体内でHIVウイルスは増殖していきます。

HIV 感染初期の代表的な症状

  • 発熱
  • 咽頭炎・発疹
  • リンパ節の腫脹
  • 筋肉痛・関節痛
  • 下痢・頭痛
  • 悪心・嘔吐

HIV 無症候期

無症候期の長さは人によって異なり、5年~10年と言われています。
見た目にも変化はなく、体調にも大きな変化がないため気づかないケースがほとんどです。

ただし、体内ではHIVウイルスの増殖と、免疫を助ける細胞であるCD4陽性細胞が産生が行われ、HIVウイルスによるCD4陽性細胞の破壊が繰り返され、徐々にCD4陽性細胞が減っていきます。
免疫力が徐々に低下するため、自己免疫性疾患によく似た症状が確認されたり、帯状疱疹が現れたりするケースもあります。

エイズ発症期

CD4陽性細胞が減少すると、体の免疫力が低下し様々な症状が現れます。

  • 全身のだるさ
  • 急激な体重の減少
  • 慢性的な下痢
  • 帯状疱疹
  • 過呼吸
  • めまい
  • 発疹
  • 口内炎
  • 発熱
  • 喉炎症

上記のような症状で病院を訪れ、精密検査によってHIV感染が発覚するケースも少なくありません。

さらに、日和見感染と呼ばれる様々な病気に感染しやすい状態になります。
下記に挙げる23の疾患のいずれかを発症した時点でエイズの発症とされます。

    エイズの代表的な23の疾患

  • カンジダ症
  • 壊疽
  • クリプトコッカス症
  • ニューモシスチス肺炎(PC肺炎=旧カリニ肺炎)
  • コクシジオイデス症
  • ヒストプラズマ症
  • クリプトスポリジウム症
  • トキソプラズマ脳症
  • イソスポーラ症
  • サルモネラ菌血症
  • サイトメガロウイルス感染症
  • 化膿性細菌感染症
  • 帯状疱疹/単純ヘルペスウイルスなどヘルペスウイルス感染症
  • 活動性結核 (active tuberculosis)
  • 非定型抗酸菌症
  • 反復性肺炎
  • リンパ性間質性肺炎・肺リンパ過形成
  • カポジ肉腫
  • 原発性脳リンパ腫
  • 非ホジキンリンパ腫
  • 浸潤性子宮頸癌
  • 進行性多巣性白質脳症
  • HIV脳症
  • HIV消耗性症候群

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HIV・AIDS(エイズ)の感染経路

HIV・AIDSの主な感染経路は3種類となります。

  • 性行為
  • 血液感染
  • 母子感染

性行為によるHIV・AIDS感染経路

性行為による感染が1番多いのですが、HIVウイルス自体が感染力が強くないため、1回あたりの感染確率は低いのが特徴です。
また、コンドームを着けることで、感染確率を大幅に下げることも可能です。
感染する可能性のある性行為の種類は下記のとおりとなります。

  • 性器・肛門を触る
  • フェラチオ
  • クンニリングス
  • リミング
  • セックス
  • アナルセックス

実際に1番可能性の高いセックス・アナルセックスでも感染確率は1%程度であり、コンドームを装着すれば0.1%程度に抑えることができます。
なお、パートナーと自分のどちらかに傷がある場合は、感染確率が高まりますので注意が必要です。

血液によるHIV・AIDS感染経路

血液による感染が一番感染確率が高く、輸血の場合は90%以上の確率で感染します。
ただし、現代では輸血用の血液は検査されているため、可能性は極めて低くなっています。

その他、タトゥーやドラッグなどで針を回して使用する際に、感染するケースも増えています。

母子感染によるHIV・AIDS感染経路

母親がHIVに感染していて、何も処置をしていない場合は、30%以上の感染率があると言われています。
適切な処置をしていることで、1%以下に抑えることもできます。
また、母乳でも感染する可能性があるため、出産後も粉ミルクで育てるなどの対応が必要となります。

HIV・エイズの感染確率について詳しく知りたい方はこちら

HIV・AIDS(エイズ)の検査方法

HIV・AIDS(エイズ)の検査は、AIDSの元となるHIVウイルスに感染しているかを調べる検査です。
HIVに感染してからすぐは調べることができず、おおよそ1か月後から発見が可能になると言われています。

今主流となっているHIV検査は抗体検査という方法で、血液中にHIVの抗体があるかどうかを検査します。
その他にも、抗原抗体同時検査、抗原検査、核酸増幅検査(NAT)という検査方法もあります。

基本的には最初にスクリーニング検査(PA法、EIA法、イムノクロマト法、EIA法)を行い、陽性が出た場合に確認検査(WB法)を行う流れとなります。

HIV検査の種類

抗体検査

HIV抗体検査とは、血液を採取して、血液中にHIVに対する抗体があるかどうかを調べる検査です。
PA法、EIA法、イムノクロマト法、WB法と呼ばれる種類があります。
HIV1型/HIV2型のどちらも検査することができます。

抗原検査

抗原となるHIVウイルスそのものを調べる検査です。

核酸増幅検査(NAT)

HIVウイルスの遺伝子を調べる検査で、HIVウイルスが増殖し始めた段階で行います。
RT-PCR法、DNA-PCR法、NASBA法、TMA法などがあります。

抗原・抗体同時検査

抗原と抗体を同時に測定することができる検査です。
EIA法と呼ばれる方法があります。
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HIV・AIDS(エイズ)の治療方法

HIV・AIDSの治療方法ですが、現在はまだ完治させる方法はありません。
ただし、HIVウイルスの増殖を抑えることで、エイズの発症を遅らせることは可能です。
エイズの発症を遅らせることで、大きな影響もなく日常の生活を送ることができます。

HIVウイルスの増殖を抑えるために、抗HIV薬を服用する必要があります。
感染度合いによって、服用開始の度合いが変わってくるため、検査結果を元に医師と相談する必要があります。

HAART療法(Highly Active Anti-Retroviral Therapy)

抗HIV薬は、大きく分けて4つに分類されます。
以前は、1~2剤を服用する内服方法が行われていましたが、HIVウイルスに耐性ができ効かなくなることが問題となっていました。それに対するため、抗HIV薬を複数内服するHAARTと呼ばれる抗ウイルス療法が主流となっています。

抗HIV薬の種類

  1. 逆転写酵素阻害剤
  2. プロテアーゼ阻害剤
  3. インテグラーゼ阻害剤
  4. CCR5阻害薬

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