性病コラム

海外旅行で注意したい!5つの性病・性感染症の症状と予防策

日本人の海外旅行ニーズは非常に高く、2014年は1,690万3,000人もの人たちが海外に渡航した記録があります。
海外旅行では、普段と違うシチュエーションから知り合ったばかりの人と関係を持ったり、安価で女性と性行為を行える国があったりと、性病に感染するリスクも非常に高いと言えます。

海外では、まだ日本では感染の少ない軟性下疳のような性病もあるため注意が必要です。
海外旅行の際に注意したい性病についてまとめたので、海外で遊ぶ際の参考にしてもらえればと思います。

海外旅行で注意したい5つの性病

HIV・エイズ

日本でもよく聞くようになった性病で、日本国内でも2万人以上の感染者がいると言われています。
世界中での感染者は5,000万人を超えると考えられており、特にアフリカ大陸が多く感染者の70%を占めてると言われています。

HIVの原因ウイルスであるHIVウイルス(ヒト免疫不全ウイルス)は、1回の性行為で感染する可能性は低く、さらにコンドームを着用すれば感染率を0.1%程度まで下げることができます。
ただし、血液による感染率が非常に高いため、お互いの性器に傷があったりすると、逆に感染率が非常に高くなるため注意が必要です。

HIV・エイズの感染者が多い国・地域

  • 南アフリカ・・・2200万人以上
  • 東南アジア・・・450万人以上
  • 北アメリカ・・・150万人以上
  • 南アメリカ・・・150万人以上

アフリカ大陸の中でも、サハラ砂漠以南の地域が非常に高い感染率となっています。
下記に挙げた国は、成人感染率が10%を超えている非常に感染率の高い国となります。

  • スワジランド・・・26.1%
  • ボツワナ・・・23.9%
  • レソト・・・23.2%
  • 南アフリカ・・・18.1%
  • ナミビア・・・15.3%
  • ジンバブエ・・・15.3%
  • ザンビア・・・15.2%
  • モザンビーク・・・12.5%
  • マラウイ・・・11.9%

東南アジア地域のセックスワーカーは、コンドーム使用しないことが普通のため非常に感染が広がっているとのこと。
また、インド、タイ、インドネシア、パキスタン、ミャンマーなどでは薬物注射による感染も広がっているとのデータもあります。
[参考]2008 Report on the global AIDS epidemic
HIV・エイズについて詳しく見る

性器クラミジア感染症

性器クラミジア感染症は、クラミジアトラコマチスを原因菌として発症する性病で、排尿時の痛みや尿道炎などの症状を引き起こします。
特に女性の感染者には自覚症状が現れにくく、性行為による感染率も非常に高い性病です。
日本でも非常に馴染みの深い性病であり、世界で見ても感染者が非常に多く、一番感染者数の多い性病として知られています。

性器クラミジア感染症の感染者が多い国・地域

日本の女子高生の15%近くがクラミジアに感染していると言われ、日本はクラミジア大国と言われています。
症状がわかりづらい性病のため、欧米諸国を始め世界中に感染者が広まっています。
性器クラミジア感染症について詳しく見る

淋病・淋菌感染症

淋病は、淋菌(Neisseria gonorrhoeae)という細菌に感染することで発症する性病で、1990年頃から感染がひろまっています。
クラミジアとの同時感染が多く、男性は激しい痛みを伴う症状が現れます。
逆に女性は自覚症状が少なく、感染を広げやすいという特徴があります。

淋病・淋菌感染症の感染者が多い国・地域

東南アジアやアフリカ大陸などの、開発途上国で多くの感染が記録されています。
逆に、欧米諸国の先進国では感染が減少しています。
淋病・淋菌感染症について詳しく見る

梅毒

梅毒とは、梅毒トレポネーマ・パリダムという細菌を原因菌にして発症する性病で、以前は不治の病として知られていました。
現在では特効薬であるペニシリンが発見されたため、治療が可能となっています。

梅毒トレポネーマ・パリダム自体は非常に弱い細菌であり、宿主である人間から離れるとすぐに死んでしまいます。
その分、非常に感染力が強く、性行為以外にも口や血液など様々な感染経路があります。

梅毒の感染者が多い国・地域

梅毒は、ペニシリン発見以降は世界中で感染者が減ってきています。
しかし、アフリカ大陸や東南アジアの発展途上国では未だに感染者がたくさんいる現状となっています。
また、中国でも感染が広がっているデータもあります。
梅毒について詳しく見る

軟性下疳

軟性下疳とは、軟性下疳菌を原因菌として発症する感染症で、世界的にも感染者の少ない病気となります。日本では感染の危険性はほとんどありません。
感染すると、性器に潰瘍ができ痛みとともに出血などの症状が現れます。
また、HIVの感染率が上がるデータもあるため非常に危険な病気になります。

軟性下疳の感染者が多い国・地域

東南アジアやアフリカ諸国、南米などで感染者が報告されています。
日本や欧米などの先進国での感染例は非常に少ない病気です。
軟性下疳について詳しく見る

海外旅行での性病感染を防ぐために

性行為時のコンドーム着用は必須

国によっては、未だにコンドームを漬けない性行為があたりまえの国も多くあります。
当然のことながら、大半の性病はコンドームの着用で感染率を大きく下げることができます。
可能な限りコンドームを着用することを心がけましょう。

軽率な性行為は避ける

特に東南アジアなどのセックスワーカーは、性病感染率が非常に高いという報告があります。
また、軽率なセックスなどの場合、相手が他にも同様の行動をしている場合があり、より性病感染のリスクが上がってしまいます。
軽はずみな行動を避ける事が、同時に自分の体を守ることにつながります。

最後に

当然のことながら、性行為を行う場合少なからずの性病感染リスクは伴います。
その危険性を下げるためにも、決まった信頼できる相手と性行為を行うことが一番安全です。

海外旅行で楽しみたいというニーズもありますが、上記に挙げた危険性を理解するとともに、自分で性病に感染しないためのリスク管理が重要となります。
海外旅行の際には参考にして下さい。
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